番外編 almo化粧品を産んだ福島県
先日の台風19号では、私の住んでいる福島県はじめ多くの地域で被害がでました。
台風19号 被害を受けた方々へお見舞い申し上げます。片付けに追われ、体調崩さないように。そして、気を落としすぎないように。そう願うばかりです。
できるだけ早く日常に戻れるように私には何ができるか。
最近はそればかり考えています。
化粧品に使われているヘチマを育てる、アルモ農園も福島県本宮市にあります。
アルモ農園は標高の高い山にあるので、特に被害もなく、私の住んでいる郡山市の家も無事でした。
しかし、本宮市、郡山市ともに甚大な被害が出ています。
先日2メートルの浸水被害に遭った、おばさん家に片付けのお手伝いにいきましたが、なんと声をかけていいか分かりませんでした。
おばさんは避難し無事でしたが、周辺には亡くなられた方もいらっしゃいます、ニュースを見るたび胸が締め付けられる思いです。
福島県は8年前、東日本大震災を経験しました。
その当時私は東京に住んでいて、夫や家族は福島に住んでいました。家族が辛い状況に置かれている時、すぐに助けにいけない事ほど、辛いことはありませんでした。
すぐに行きたいけど、新幹線も道路も止まっている状態でした。何もできない自分の無力さに泣けました。
それまでは新幹線ですぐ帰れる距離だし、遠いとはあまり感じていませんでしたが、この時は遠く遠く感じました。
やはり、家族と近くに住みたい。そう思うようになりました。
そして、その2か月後に長男の妊娠が分かり、この子が「家族は一緒に住んだ方がいいよ」そう後押ししてくれたような気がして、東京での仕事はキッパリ辞めて福島に帰ることにしました。
正直、震災前は福島に帰る気はありませんでした。そのくらい、私に衝撃を与えた出来事でした。
今回の台風19号も、震災に匹敵する被害が起きていると言っていいと思います。
ただ、今私は福島に住んでいます。家族、仲間が困っていたらすぐに駆け付けることができます。助けてくれる仲間もいます。
今はそれぞれが、自分にできることはないか。模索しながら動いている状態です。
福島は何度でも立ち上がります、その強さを持っている、そう信じています。
アルモ化粧品は、そんな強い福島が産んだ化粧品です。
一歩一歩ですが、ゆっくり日常を取り戻せるように。引き続き、自分に何ができるか、考えながら過ごしていきます。
このブログを読んでくださっている方で被災し、こんなことして欲しい、こんなもの必要というのがあれば連絡ください。
少しでも、力になれると嬉しいです。