個人で化粧品開発をした主婦 開発裏話 香りについて

福島県本宮市の畑で無農薬ヘチマを育て、余計なものを入れずに化粧品を作っています、アルモ化粧品開発者、エステティシャンの横尾恵美です。
\肌に優しいアルモ化粧品/
個人で化粧品開発するにあたって、難しいな、、と思う点が何点かありました。
その1つが香りでした。
今日はその香りについて、考えた流れを書いていきます。
Contents
アルモ化粧品の香り
アルモ化粧品は無香料です。
正確にいうと、香料無添加でしょうか。
しかし、アルモヘチマクレンジングジェルはほのかに香りがあります。
これは、配合されている植物エキスのそのままの香りです。
化粧品ができるまでに、何度か試作品を作ってもらいやりとりしていました。
その中で、香りをどうするかは難しかったのです。
初めから、無香料にしようと思っていたのではなく、ほのかにいい香り〜♪にできたらいいなぁとは思っていました。
香り試作1回目
まずは、何も香りを入れない状態の試作品を作ってもらいました。
顔につけた感じも、汚れの落ち具合も最高!
いいクレンジングができた‼︎と思いました!
開発してくださっている先生から、少し植物エキスの香りですが原料臭があるので、香りはどうしますか?
との事でしたので、少し入れて下さい!とお願いしました。
天然の植物の香りを足してもらう事にしました。
香り試作2回目
しかし、次にきたのは、香りとなぞの刺激があり‼︎‼︎
なんだか目にしみる。。
えぇ⁇⁇何でだろうッッ?
ここから香りについての調整をしていく1番初めなので、まぁこんなもんなのかな。
とは思いましたが、香りを少し入れるだけで、こんなにも配合のバランスが変わる事が分かりました。
さらに、先生に聞いたところ、香りを入れるとクレンジングの洗浄力も低くなるらしく、さらに強い界面活性剤に変える必要もあるとの事でした。
化粧品の配合のバランスはかなり難しく、法則などはなく、先生の経験から導きだす配合バランスで成り立っているそうです。
1番最初、香りを入れないものがすごくよかったので、香りでの変化に驚きました。
化粧品の原料臭を消して、香りを加えるだけでも様々な成分を加える必要がある事を実感しました。
アルモ化粧品のコンセプトは「余計なものは配合しない」ですし、1回目の試作の原料臭もそれほど臭い匂いではないので、無理やり消して他の香りは入れるのをやめよう‼︎
と先生と話し合い決めました。
1回目に戻す
その後モニターさんにも使ってもらい香りについて聞きましたが、臭い、苦手、気になると答えた方はいませんでした。
癒される香り!!といううたい文句は使えなそうですが、それでいいのかなと思います。
アルモ化粧品の香り まとめ
今はいろんな香りが溢れてる世の中になりました。。
その中で香りを入れない、香料を入れない。そんな商品は貴重なのかもしれないなぁ。
そんな風に感じます。
香りが全て悪いとは全く思いません。
香りの癒し効果は絶大です。私も香りは大好きです。
しかし、香がいい=肌に本当にいいものではないのだなぁ〜と感じた出来事でありました。
\主婦が開発アルモ化粧品/