第2話　35歳からの化粧品との付き合い方

こんにちは、アルモ化粧品横尾恵美です。第2話も読んでいただきありがとうございます。

「第2話　35歳からの化粧品との付き合い方」

はじめに言いますが、化粧品は魔法ではありません。医学でも解決できないものが、化粧品で解決することは出来ません。

最初から、ショックですが、ちゃんと理由があります。

化粧品はそもそも、化粧品、医薬部外品、医薬品と分かれ、化粧品の定義は法律で定められています。

化粧品とは、「人体に対する作用が暖和なもの」と定義されています。 医薬品はお医者さんの処方箋がないと買えません。体に影響、効果があるため、お医者様の指示のもと使用します。

効果があるということは、副作用もあるということです。なので、お医者様の指示が必要です。化粧品にはお医者様の処方箋がいりません。

ドラックストアなどで、誰でも簡単に手に入れることができます。ということは副作用はない反面、体に及ぼす影響が少ないもの。ということです。

実際、化粧品は角質層までしか影響を与えてはいけないことになっています。奥深くまで、浸透！と書かれていても、角質層までなんです。

皮膚は体を守るため、内部への侵入を防ぐように作られています。そう簡単に、肌の奥に浸透させるわけにはいかないのです。

角質層とは、皮膚のかなり浅い部分です。35歳から気になるシミ、シワ、たるみですが、どれも肌の角質層より奥で起きています。35歳からのお悩みに化粧品でアプローチするのはそもそも難しいのです。

しかし、化粧品によっては、実際、角質層よりも奥に浸透するものがあると言われています。効果が高いということになりますが、裏を返せば、思わぬ副作用の可能性もある、、ということです。

大手化粧品メーカーさんは、化粧品を販売する前に研究とモニターテストを繰り返し、効果があるということが証明されたら発売になります。 ということは、発売されるためには、効果があることが前提になります。

化粧品メーカーさんは莫大な費用をかけて、効果のでる成分を研究開発をしています。 実験上では素晴らしい効果を発揮する成分もあると思います。シミが消える！というようなことも起きるのかもしれません。

しかし化粧品には、有効成分の配合濃度も決められています。その成分を化粧品に配合できる濃度に希釈して、それを肌の表面に塗布して、その成分が肌の角質層よりも深いところに浸透し、お悩みが解消されたと肌で実感できるのは、、？？

私は、実験上での効果と本人の感じ方は別問題だと思っています。個人差もかなり大きく関係しています。個人差めちゃくちゃあります。

私は、正直言いますと「劇的に肌を変えるような効果はない」が化粧品だと思っています。

化粧品は薬ではないし、化粧品販売員はお医者様ではありません。あくまで、誰でも簡単に購入できる安全なモノ。誰が使っても大丈夫なもの。これが化粧品の前提であると考えています。

なんだ、、化粧品には効果がないのかとガッカリしたかもしれません。

では、化粧品は必要ないのでしょうか？

角質層までしか浸透しないので、化粧品の効果は主に肌表面の保湿です。

保湿だけ？？と思うかもしれませんが、保湿が1番大切です。私は、この保湿を重要視しています。

肌には皮脂膜(肌表面の油分＋水分)と、角質層がレンガのようになり、外からの刺激から防ぐ、肌のバリア機能があります。

肌のバリア機能を作るにも保湿が大切です。 さらに、保湿された肌は、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が正常に働くとも言われています。

シワ、シミ、たるみというのは、そもそもこのターンオーバーの乱れによるものも大きいです。肌の保湿は結果、肌の全てのお悩み解消につながると考えています。

肌に負担をかけず、シンプルな成分でしっかり保湿できるかどうか。。そこに尽きると思います。

 化粧品を選ぶポイント

• 肌に余計な負担をかけないか
• しっかり保湿できるか
• 使って気持ちがいいか
• 心地よいか

化粧品に肌を変える力はなくても、皮膚は自らキレイになる力を沢山持っています。almo化粧品はこのポイントを重視して作りました。

20代後半から始まった、小手先だけのアンチエイジングはもう通用しません。。化粧品だけで何とかしようとせず、、

35歳からの化粧品との上手な付き合い方は、化粧品に過度の期待をしすぎない。これに尽きるのかもしれません。シワ、シミ、たるみには化粧品だけでなく、生活習慣から見直し体が健康である事が大事ですね。

ここだけブログは月3回、5のつく日に更新していきます。次回は35歳から必要なこと、必要ないこと。次回もお楽しみに。