第3話 35歳から必要なこと、必要ないこと
35歳、いろんな曲がり角。体調にも変化が表れやすい年齢、、よくお肌の曲がり角と言いますが、体調の変化が肌に表れる年齢。
肌のお手入れも、気持ちも少し変化させる必要があると思います。
今日はそんな35歳から必要なことと、必要ないことを書きます。
必要なこと
1、紫外線対策
35歳から強化してしたいことの1番は、紫外線対策です!
肌の老化に大きく影響する、紫外線!!
紫外線対策というと、SPFが高い日焼け止めを付けると考える方も多いですが、化粧品だけで紫外線が防げると思ってはいけません。
これはかなり重要です!
SPFが高いということは、肌への負担も大きいし、汗をかいてタオルで拭いたら、ほぼ日焼け止めの効果も取れてしまいます。
SPFも目安でしかありません。日常であれば、SPF25程度のもので十分です。
そして、必ず帽子や日傘を併用してください。これが1番大切です。
SPF50最大値を塗っているから、大丈夫と思うのは今日で終わりです。
ここでお伝えしたいのは、化粧品を過信してはいけないということです。
老化現象のほとんどは紫外線が引き起こすと言われます。
エステティシャン時代に本当なんだ~~と思った経験があります。
その客様は50代後半、ゴルフをかなりされる方で、エステには定期的に通っていらっしゃいました。
その方の肌はどうだったかというと、目元はキレイ40代、口元しわしわ60代。
肌が顔半分で、年齢が分かれているような感じでした。
不思議だな~~と思って聞いていると、ゴルフのプレイ中、目元はサンバイザーで隠れているそうです。もちろん、顔全体に日焼け止めは塗っていますよ。
紫外線を多く浴びた、口元は明らかに老化のスピードが速い。そんな印象でした。
紫外線の当たる場所、当たらない場所で確実に変化が出るんだな。と感じました。
日焼け止めを付けていると過信せず、肌に紫外線を直接当てないことが大切です。
2、引き算メイク
メイクでより老けて見せている。そう思ったことはないですか?
キレイな方なのに、厚化粧のために何だか実年齢より上に見えるってありますよね。
20代から始めた、隠すメイクを続けて行くと、、とんでもなく厚化粧になってしまうかも。。
ここも、そこも、これも気になる。。カバー力で選んでいると自分の肌のアラばかりが気になります。
自分の肌もいいところを見つけて伸ばす、悪いところばかり見ない。
シワもシミも受け入れる。隠くして厚化粧になるほうが、老けて見えているかも。
シワもシミも、他人にはそう見えていません。。
例えば、シミが無くなって、気付く友人なんていないと思います。
自分が気になって、気になってしょうがないなら、美容外科に相談ください。
化粧品に頼るより、早く安く効果が得られます。
必要ないこと
化粧品でのアンチエイジン
20代後半から始めたアンチエイジング、、ちょっと目元の小じわが、、小さいシミが出てきたかも、、だんだん気になりだし、効果のありそうな、高い化粧品に変えてみようかな。。
そんな風に思ったことはありませんか?
そこを追及していくと、40、50代とさらに年を重ねた時、、美容にかなりの金額をつぎ込むようになっていきます。
もちろんそれが悪いことではないですか、そこに高いお金をかける必要もないのかな。。と個人的には思います。
年を重ねると、高価な化粧品を使わないと、効果がなくなってしまうと思っている方がいますが、、40歳を超えての肌の悩みは、ホルモンバランスなど体内部が大きく関わっています。
残念ながら、化粧品でホルモンバランスにアプローチすることはできません。
35歳でアンチエイジングに関しての考え方を変えておいた方が賢明でしょう。
35歳からの老化は化粧品でどうのこうのできるものではありません。
それよりは、体の中、例えば食べ物や生活習慣の見直しの方が、長期的に見て効果があると思います。
美味しく食べて、いっぱい寝て、ストレスなし!
これがアンチエイジングの近道です。
35歳からは自分を受け入れる力を伸ばしていきましょう♪
季節のオススメお手入れポイント
いよいよ、秋、季節の変わり目。肌も敏感に反応する方も多いと思います。紫外線のダメージもまだまだ続きます。
こんな季節の変わり目は、肌のバリア機能を高めることが大切です。
肌のバリア機能である皮脂膜は水分と油分から作られます。しっかり保湿が大切です。
夏の疲れも出やすく、寒さで体調が崩れやすくなる季節でもあります、しっかり睡眠とって体調管理も万全に。
次回は15日。第4話「35歳からの効果的な肌のケア方法」です。お楽しみに。