第4話 シミの真実!35歳からは鏡を磨かない⁇
シミって何?具体的にお悩みに合わせたケア方法をお伝えしていきます。
シミは35歳からのお悩み№1 と言ってもいいと思います。実際、どうしたらいいですか?との質問は多いです。
シミについて、ここでは簡単に原因と対処法をお伝えします。
シミはなぜできる?
紫外線を浴びると、メラノサイトが細胞の核を守るために、メラニンを作ります。このメラニン色素が黒なので、日に焼けると黒くなるのですが。
通常のサイクルの肌であれば、28日で肌が生まれ変わっているので、メラニンもお肌の生まれ変わりと共に、排出されていくはずなんです。
子供が夏は真っ黒になるけど、秋ごろになると白くなるのはこのサイクルが正常だから。
メラニンって悪者扱いされることが多いですが、大切な肌のバリア機能なんです。
しかし、メラノサイトの異常で過剰にメラニンを作っていたり、通常排出されていくはずのメラニンが定着しているのがシミ。。というわけです。
シミの原因
1、紫外線
まずは、これです!紫外線は100害あって1理ナシ。。とまでも言われています。
シミを作りたくないとのことであれば、紫外線を浴びない事が1番です。以前も書きましたが、日焼け止めだけに頼るのではなく、帽子や日傘を併用してください。
2、炎症
実は、炎症が原因と言われています。
そもそも紫外線によって炎症が起きて、それが原因でシミになると言われています。
例えば、ニキビ跡からシミになったり、やけどがシミになるのは炎症が関係しているから。これを見た時、すごく納得しました。
紫外線のダメージと思われがちですが、シミの根本は炎症なんです。
シミの対処法
では、炎症というところまでわかったところで、どうしたらいいの?
出来てしまったシミ
正直、出来てしまったシミ化粧品ではなかなか消えません。。
すごくすごくお金をかけてホワイトニングをされているお客様も沢山いらっしゃいましたが、シミが消えたのはあまり見たことがありません。
メラノサイトは肌の奥にあります、お化粧品では届きにくいです。
もし消したいときは、お医者さんへ。レーザーで取れた方は沢山います。
しかし、完全に消えたとは言えない方もいました。少し経って、また出てきたということもよくあります。
消えるかは、お医者さんに相談しながら。シミの種類や大きさによって異なります。
そばかすのように、細かいシミが沢山ある方は、フォトフェイシャルもオススメです。それも、お医者で相談してください。小さいころからの遺伝的なそばかすは、消えにくいです。たぶん、消えないです。
肝斑のようなホルモンバランスによるシミは、トランシーノのようなお薬で治ります。本当に消えたのを何人も見ています。
最近は肝斑はこすり過ぎで出来るとも言われています。クレンジングは洗い過ぎない、こすらないが原則です。ぜひ、アルモのヘチマクレンジングジェルがオススメです。
消えるか消えないかは、シミの種類、大きさ、出来た時期によります。
できるだけ、早いうち(小さくて、薄い)に対処すると消えやすいです。逆に、出来て10年経っているようなシミは何してもダメです、、
あとは、これ以上大きく濃くならないようにするしかないです。
まだ、出来てないシミ
まだ、出来てない場合は予防を徹底していきましょう。
紫外線を浴びない。。でも紫外線を浴びてしまったら、炎症を早く落ち着かせることが大切です。
ほてりを感じた時は、冷やす!
炎症が起きないようにする!のが最大のシミ対策です。
だから、ニキビをつぶすなって言うんですね~~キーワードは炎症です!
私がシミについて思う事
これからシミの出来ない人生なんてないと思います。残念ながら、老化と共に絶対できます。
シミは他の悩みより、深刻な場合が多いです。シミが気になるあまり、家に引き込まりがちになってしまった。なんてことも良く聞きます。
でも、でも、そんなに気にするほどなか~~って正直思っていました。他人から見たら、そんなに気になりませんよ。って何度言おうと思ったか(笑)
辛い気持ちに寄り添うのがエステティシャンなので、そんなことは言えませんでしたが、、
50代の方ですごく明るく、きれいな方がいました。仕事もバリバリやっていてかっこいいな~~と思っていたのですが、何か秘訣はあるのか聞いたら、その方はこう言ってました。
「うちの鏡はすごく汚れてて、良く見えないからわかんないや~~」
そう、あっけらかんにそう言ってました。見なけりゃ、気にならない。だそう。
20代前半だった、私は、鏡を見ないなんてありえない!って思いましたが、今はできるだけ見ない、鏡は磨かないを実践しています。
他人はそんなにあなたのシミは見てません。見ているのは、あなたが笑顔かどうかです。
季節のオススメお手入れポイント
いよいよ、寒く、乾燥する冷たい風が吹いてきましたね。寒くなると血行が悪くなり、肌の生まれ変わりも遅くなり、くすみやごわつきを感じるかもしれません。
そんな時はお肌が疲れている証拠です、温かいものを食べて、しっかり睡眠が1番。
ゆっくり休んでくださいね。
次回は、シワの対象法です、お楽しみに。