漂白しないで、きれいなへちまたわしを簡単に作る方法、収穫時期

福島県本宮市でヘチマから化粧品を作っています。
去年2019年は9月18日にヘチマ水を採りました。
だいたい中秋の名月の頃と言われています。
天候などを見ながら採る時期は決めています。
今年はヘチマたわしも作ってみました。
almo農園のヘチマ
完全無農薬、夏の間、自然の恵みをたっぷり浴びて大きく育ちました。
ヘチマの化粧品はヘチマ水を使用します。
ヘチマ水は、根とツルからポタポタと落ちる水分を集めるので、じつは実は関係ないんです。
種を採るために、数本はそのままにしますが、ヘチマ水を採るとツルを切ってしまうので、ヘチマ自体は枯れてしまいます。
ヘチマたわしの作り方
いろいろな方法がありますが、今年うまくいったので、その方法をかきます。
ツルを切って、そのままにしていくと実が腐っていきます。
水の中に入れて腐らせて、皮を剥ぐ方法もあるのですが、
腐るので、においも臭いし、、色が茶色のように汚くなってしまうんです。
そうすると、キレイに白にするために漂白剤を使用したりします。
自然の物を使っているのに、出来れ漂白剤は使いたくないな。。
そう思っていると、煮るって方法があるようなので、試してみました。
大きな窯でヘチマをそのまま煮ます。
沸騰させて、皮が柔らかくなるまで煮ます。
芋煮会用の大きな窯で、外で煮ました。
煮えたら、熱いまま水に付けます。
熱いので注意。。
水に付けると、、あら不思議。
皮がペラペラ~と剥けていきます。
よく煮えてない部分はうまくいかないですが、ゴム手袋でゴシゴシすれば剥がれます。
中に種があるので、振り回すと出てきます。
子供が楽しそうにやってました(笑)
こんなにきれいになります。
種や、ジェルっぽいところを水でよく洗えば、OK。
後は干します。
ベランダに洗濯もののように干しました。
完成 ヘチマたわし!
どうでしょうか。
キレイにできました!
新しいヘチマたわしの使い方を考える
中は種の部屋、きれいな作りに驚く!
せっかくヘチマを作っているのだから、ヘチマたわしも何かに使えないかな。
ヘチマたわしの特性
- 自然素材でエコ!
- 繊維がしっかりしている
- 乾いていると硬い
- 濡れるとしっとりするけど、しっかり繊維はある
- 乾きやすい
- 繊維は網目状に縦、横に層になっている
皆さんからのアイデア募集中です。
いろいろ研究してみます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。