開発者・横尾恵美のプロフィール
初めまして、横尾恵美です。
福島県で暮らす2児のママです。
私は福島県本宮市の畑でヘチマを育てて化粧品を作っています。
生い立ち
福島県二本松市、自然の中で幼少期を過ごします。
とにかく東京にいきたい!その一心で大学を目指し、なんとか無事合格!東京で法律を学ぶ事になりました。
東京の生活は楽しくて、あっという間。
大学4年になり、みんなと同じように焦りながら就職活動開始しました。
何がやりたいのか、何に向いているのか、さっぱりわからず、、
いろんな会社の説明会に出席していました。
”何か見えるかもしれない”そんな気持ちでした。
自分についても真剣に考えました。そのうち、自分の外せない就職観がなんとなく見えてきました。
- 女性が頑張れる仕事である事
- 専門知識が必要な仕事である事
- 喜んでいただける仕事である事
この3つを胸に就職活動していると、合同就職説明会にて大手エステ会社に出会いました。
これだ!!
横尾恵美
エステティシャン時代
技術を覚えなければならない。。女性だけの職場。。営業後は毎日練習会で帰宅は終電。。
面と向かってクレームを言われる事もあり、泣いた日もありましたが、自信を持ってお客様に喜ばれる施術がしたいと毎日毎日、営業後練習しました。
エステのお仕事は売上目標が厳しく、日々売上に追われる日々でした。
物販も技術もどちらも頑張らなきゃ!必死でした。
男性のように働く
美容サロン立ち上げの話しをいただき、取締り兼店長を任されます。
従業員15人、渋谷2店舗、青山、札幌の4店舗、札幌と東京を月の半分ずつ行き来し、従業員の育成、講師業務、サロン運営、広告作り、沢山の業務をこなす毎日でした。
男性と同じ、イヤそれ以上に働いてやる!
そんな気持ちで頑張っていました。
そんな中26歳にて運命の出会い、27歳結婚。
旦那様は福島県郡山在住。まだまだ、仕事を辞めるつもりがなかったので、福島と東京を行き来しながら働いていました。
2011年3月、東日本大震災。。
私はその時、東京で仕事をしていました。
主人とも家族とも連絡が取れず、福島はどうなっているのか、不安でしかたありませんでした。
状況が悪化していく原発をテレビで見て見ているだけ。
電話ごしに、パニックぎみの母に何もしてあげれませんでした。
東京に住んでることに意味があると思っていた、私の価値観が崩れました。
その直く後、長男の妊娠が分かりました。
お腹の中の赤ちゃんが、「家族は一緒に住んだ方がいいよ。」そう言ってくれたように思い、震災の年2011年10月福島県郡山市に帰ってきました。
子育て開始、ママになる。
2012年長男出産。
しかし初めての子育てはわからないことだらけ・・
震災後は放射能の恐怖があり、あまり外にはでない生活の中、孤独でした。
さらに、自分の時間はなく、とにかく自分の事は急いで最低限!
理想の笑顔の母親像とは程遠く、余裕が全くありませんでした。
気持ちを切り替えたら楽になれた
ある時、「子育ては一人ではできない!」そう気づきました。
一人ではそもそもできないものなんだ!そう思ったら心が軽くなりました。
- ママなんだから、私が全部やらないといけない
- ママなんだから、我慢しないといけない
今まで、ママなんだからって言葉が重くのしかかっていました。
でも、ママなんだからという考えをやめたら、すごく楽になりました。
長男が1歳になった頃、育児サークルに参加する事にしました。今思えば、あの時参加して本当によかったと思います。
サークルに参加してみると、みんな同じ状況でした。みんな同じ悩みを抱え、それでもなんとか頑張っていました。
。こもっていてはダメ、積極的に外にでることにしました。
周りのママ達に助けられながら、なんとか子供も少し大きくなり、大変な時期は少しづつ脱出しました。子供と一緒に楽しめる事も増えてきました。
育児サークルも運営にも関わる事にしました。そこには同じ悩みを抱えるママが沢山いました。
自分にできることは何か
託児ができるエステサロン、almoアルモ 自然の恵みをいただくサロンオープン。
やっぱり自分に出来ることは、美容を通してママを癒すこと。
横尾恵美
安心してゆっくり休む時間を作ってもらう事。今のママの悩みをゆっくり聞いてあげる事でした。
サロン営業の中、お化粧品について聞かれる事が増えました。
自分もそうですが、今までのお手入れは全く出来なくなりました。それどころではなく、自分の時間が全くありませんでした。
そして、今使っている化粧品は子供にとって安心なのかな。そんな疑問も湧きました。
なんでもかんでも舐める息子!
安心な化粧品はないのか、今までの化粧品の知識に加え、さらに勉強し手作り化粧品のワークショップを開始しました。
自分で手作りする化粧品は原料が分かり安心感がありました。
しかし、市販の化粧品は成分が分かりにくかったり、子供用なのもこの成分?と疑問に思う事もありました。
自信を持っておすすめできる化粧品が欲しい!
お客様本当にいい商品を届けたい。
自分で作るしかない!!
横尾恵美
とはいえ・・コネもなし、商品開発経験もない主婦が化粧品を作れるのか?
とにかく、私にできることは行動!!
しかし、なかなかうまくはいきませんでした。
化粧品加工業者さんも『余計なモノは入れず、畑の原料から子供も使えるような』とコンセプトを伝えても、その本位はなかなか伝わりませんでした。
主婦達が助けてくれた
とにかく行動するしかない、、
- まず、じいちゃんが守ってくれた畑でヘチマを育てました。
- 原料に責任を持ちたいので、完全無農薬でヘチマ水を作りました。
- 専門機関にお願いし、ヘチマの放射線量も測りました。
1つクリア。
- 製品化を農学博士 川上晃氏に依頼する事ができました。
- 川上博士は天然素材から成分を作って、自社農園で育てた植物を使い化粧品を作っていました。この方ならお願いしたい。
2つクリア。
完成まで、何度も試作を重ね、自分の肌で何度も試しました。化粧品は中身が大事ですが、商品はそれだけではできません。
容器も沢山サンプルを取り寄せ、実際使ってみました。
- より簡単に、ママもお子様も一緒に使えて、ストレスを感じないのもはどれか。
- 忙しい毎日の中どんなお手入れだったらできるか。
周りの主婦の皆さんが意見をくれたり、これできるよ!と声をかけてくれました。
ロゴはどんなものにするか、そのように売っていくか。決めないといけない事は山積みでした。
みんなに協力してもらいながら1つずつクリアし、ついに製品化にたどり着くことができました。
あとは想いを発信するだけ
そして、almo(アルモ) 自然の恵みをいただく化粧品が完成しました。
あとはこのalmo(アルモ)化粧品を手に取ってもらい、良さを実感して頂くだけです。
故郷である福島県に恩返しがしたい。
安心安全、簡単美容の提案を通して、子育てママを応援したい。
そんな想いを商品に乗せて、豊な福島を発信していきたいと思っています。
横尾 恵美