敏感肌ですがオーガニック化粧品が合わないのはなぜですか?

こんにちは、almo化粧品開発者、横尾恵美です。
今日はよく質問いただく敏感肌とオーガニックについて書いていきます。
- 敏感肌、乾燥肌の方
- 化粧品が肌に合わないとお悩みの方
- 合わない化粧品がある方
- オーガニック化粧品が好きな方
- 肌に優しい化粧品をお探しの方
特に敏感肌の方は化粧品選びが難しいですよね、、
お肌に優しそうなオーガニック製品を選んだのに、合わない。。そんなご相談もよく受けます。
今日は敏感肌とオーガニック製品について考えていきます。
Contents
敏感肌とは
肌の状態が不安定になり、刺激に対して過剰に反応してしまう肌の事をさします。
原因としても様々な要因が考えられるでしょう。
物理的要因 | 紫外線、摩擦、外気などの環境など |
化学物質要因 | 化粧品、石鹸、水など |
心理学的要因 | ストレス |
ホルモン要因 | 生理(月経) |
内部要因 | タバコ、嗜好品、辛い食べ物など |
金属アレルギーや食物アレルギーのようにもともとアレルギー体質の方もいらっしゃいます。
あとは、アトピーをお持ちの方、小さい時アトピーだったけど治っていたんですが、大人になって急に再発した。。なんてこともよく聞きます。
その場合はストレスが原因ってことが多いです、、というか、原因が分からないからストレスってされちゃうってのもありますが、、
どんな時、敏感肌と感じるのか。
皆さんは敏感肌とどんな時に感じますか?
- 赤みがでた
- かゆくなった
- ひりひりした
- はれてしまった
こんな症状が出た時に感じると思います。
もし化粧品を使ってこんな症状を感じたら、使用は中止してくだい。
こんな質問を受けたことがあります。
赤みが気になって、高濃度のビタミン美容液をおススメされて使っていますが、使うとヒリヒリします。販売店のお姉さんに言ったら、浸透している証拠です。って言われました。使い続けた方がいいのでしょうか?
お客様
こういうことよくありませんか?
化粧品でマイナスの反応があると、これから良くなる前に悪いものを出しているんです、好転反応です。と言われる場合。。
質問いただいたお客様も、その言葉を信じ使い続けているそうなんですが、ヒリヒリが収まるところがひどくなってきたそうで、私に質問したとのことでした。
確かに、肌に浸透する際にはヒリヒリ(←肌のバリア機能を壊しているので)と感じることはあります、しかし、化粧品は肌が気持ちいい状態になるために付けるものであって、痛みを我慢してまで使う必要はないと思います。
化粧品を付けて、痛みを感じ不快だな、、そう感じた時点でその化粧品は肌に合わないと判断していいと思います。
なぜ、敏感肌になるの?
もともとアレルギー体質の方は、何かの影響で肌に赤みが出たりします。
アレルギーは症状が出るか出ないかは使ってみないと分からない場合が多く、体調などにも左右されやすいです。
なので化粧品を変える時は、体調が安定している時にお試しサイズを購入し少しづつ試していくといいでしょう。
アレルギーではないけど敏感肌かも。。
という方のほとんどは肌のバリア機能が低下していることで、敏感症状が出ていると言ってもいいかもしれません。
肌にはもともとバリア機能が備わっています。
健康な肌であれば、お肌の表面(表皮)に古い角質がレンガのように重なり、その間に水分と油分が入り強い壁を作ります。
その表面には皮脂膜という、水分と油分が混ざり合った油分があります。この2つが肌のバリア機能です。
正常に働いていれば、外から例えば花粉(外的刺激)が来たとしいても守ることができます。
バリア機能の低下こそ、敏感肌になる原因なのです!
バリア機能の低下は現代病??
近年、敏感肌と答える人が増えています。女性の3人に1人は敏感肌と言われています。
では、どうしての人が増えているのでしょう。いろんな原因が考えられます、、外的刺激の増加、ストレス社会、、
しかし、1番の原因は洗い過ぎによるバリア機能の低下と考えています。
現代は、殺菌、除菌などのシートも当たり前になってきているのと同じで、肌もしっかり汚れを落とさないといけないと考えている女性がかなり多いです。
手についたばい菌を可視化させるようなCMが多くなりました。
それによって肌にも汚れが沢山ついている、そんなイメージを刷り込まれているような気がします。
肌でも同じことが言えると思います、本当は必要バリア機能として必要なはずの油分ですが、ベタベタ皮脂として悪者のイメージが刷り込まれてしまいました。
こうして、皮脂をこれでもかと落しているのです。
もちろん若い時の私も同じで、強い洗浄力のオイルクレンジングを使い、その後洗顔剤でダブル洗顔をしていました。
その時の私の肌は乾燥していて、毛穴がかなり目立ち、気になっていました。
しかし、エステサロンに就職し、肌の事を勉強したら皮脂は大切なものということが分り、皮脂を大切にするようななりました、それと同時にだんだん乾燥が良くなり、赤みが出たり敏感になる事も減りました。
今では美容にかける時間は減りましたが、肌トラブルが起きることが無くなりました。
なぜ、オーガニック化粧品が合わないのか
自然由来の成分を中心に配合し、化学的な成分を全く使用せず、またはごく少量のみ使用して作られ、「人間の肌が本来持つ自然治癒力を助長、回復させることに着目したスキンケア用品」と自主的にうたっている化粧品である。
とありました。しかし日本には、オーガニック化粧品の法的な定義及び世界的に標準化された文書等における明確な基準はないのです。
国際的な基準に沿って添加物を全く使用していないなどの、徹底的な措置を自主的に採っている企業もありますが、添加物を使用しているが、植物由来の成分を使っているという理由だけでオーガニック化粧品として販売しているところなどもあるのが日本におけるオーガニックコスメの現状です。
ということは、オーガニックと書いてあっても、どのように作られているかは、分からない、、
オーガニック=肌に悪いものが入っていない。ではないようです。
オーガニックだから敏感肌でも大丈夫!と考えるのはやめたほうが良さそうですね、、
さらに、植物の力は肌に優しいかというとそうではありません。
アロマテラピーに使われるような精油は、植物の生命力が凝縮されたエネルギーの塊だったりするので、禁忌(使用できない人、時)があるくらいです。
お薬と同じ扱いになります。植物だから安心、安全とは考えず上手に取り入れていきたいですね。
敏感肌の方で化粧品が合わない方の化粧品の選び方
オーガニックの文字があまり意味をなさない。。とガッカリしたかもしれません、しかし、まだまだ敏感肌さんも化粧品を選ぶことはできます。
この注意点を意識しましょう!
- 合わなかった化粧品は覚えておく。その中の成分ができるだけ入っていない化粧品を選ぶ。
- 成分が難しくどちらがいいか迷った時は、裏面の全成分を比較して、入っている数が少ない方を選ぶ。
この2つを基準にして、まずはお試しサイズから試してみましょう。
合わない成分がわかれば、明確に回避することができますが、はっきりコレってわかる場合も少ないと思います。
そんな時は2番の数が少ない方を選ぶ。
成分が少なければ、肌に合わない成分が入っている確率が少ないってことなので、どちらか迷った場合は少ない方にするのがオススメです。
体調の変化にも敏感に反応するので、生理前後は避けて少しづつ使っていきましょう。
敏感肌の方におすすめのケア方法
上記にもあったように、バリア機能の低下は敏感症状を悪化させます。
バリア機能は肌にもともと備わっています。
敏感肌の方はもともと皮脂が出にくい方が多いので、そういった場合は油分を乳液又はクリームで補います。
あれこれ付けて肌に負担をかけるのではなく、シンプルなケア方法にしていきましょう。
クレンジング選びは洗い過ぎないことが重要です。
時間をかけてじっくりマッサージしながらクレンジングもNGです。
化粧が落ちるのが目的なので、なじませたら流すくらいで十分です。
もし化粧品汚れが肌に残っていたとしても、肌のターンオーバーによって垢になって剥がれ落ちていきます、落ちてないかもと心配しないで大丈夫です。
敏感肌のあなたのために、畑から化粧品を作りました!
アルモ化粧品は福島県本宮市の畑でヘチマを自ら育てて、そのヘチマ水で化粧品を作っています。
農薬も化学肥料も一切使用せず、原料のヘチマを育てています。
上記で書いたように日本にはオーガニックを表す明確な基準はないため、almo化粧品では天然原料指数という形で提示しています。
アルモクレンジングジェルは天然原料指数 99.5%(水を含む)
アルモローションは天然原料指数 100%(水を含む)
まさに天然の恵みを生かした、化粧品なんです。
お子さまにも一緒に使えるスキンケアといして開発され、ケア方法も簡単で、家事、育児、仕事に忙しいママや全ての女性にオススメの化粧品なんです。